Food Anthropology Asia

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食文化人類学??


食文化と人類学、これを合わせて食文化人類学としたい。

人類学とは、英語でいうとanthropology。Wikipediaを参考にすると、

“その内容は、生物学的な手法を用いたゲノム研究や生理学的な研究から、社会科学や人文科学的な手法を用いてあるコミュニティの行動科学的な研究まで多岐に渡る。かつては自社会から遠く離れたコミュニティ、ないしは先史時代の人間を対象にすることが学問的な特徴とされていたが、現在ではそういった制約はない。つまり研究手法にとらわれない学際的な研究によって人類とは何かを全体として明かにしようとする学問分野である。”


また、食文化の意義について素晴らしくまとまった文章が日本の食文化研究の父、

石毛直道氏によって「世界の食文化」シリーズに毎度述べられているのでここに紹介したい。

“食は文化を映す鏡である。

台所の食材には、地域の環境と生産様式が反映されている。台所用具や料理法には、民族の伝統的技術が集約されている。食卓での作法には伝統的な人間関係のルールや宗教が顔をのぞかせ、冠婚葬祭や年中行事も食事の場に象徴される。作物や家畜のおおくは歴史的な異文化交流によってもたらされたものである。基本的な人間活動である食のあり方をみることによって、地域や社会を理解することができる。”

出典:世界の食文化シリーズ 監修:石毛直道

Tai people's kitchen, Vietnam


改めて上記2つの文章をお借りすると、

“基本的な人間活動である食のあり方をみることによって、地域や社会を理解する“を通し果ては” 人類とは何かを全体として明らかにしようとする “

のが我々の掲げる食文化人類学ということにしたい。

Who we are. What we do.


KOBA, food anthropology asia 代表

私は今となってはレストランなどで人様の喰い様をジロジロ観察しながらニヤニヤしたりしているが、25年ほどずっと東京で暮らしてきて、食べるという行為自体やその文化、または多くのレストランの存在についても、考えを巡らせることはなく、それらは自らの人生において、かつ社会一般的にも、勝手ながらほんの部分的な側面であると思っていた。

漫画とか映画とか、もっととても分かりやすく文化性を有している風な事柄にばっかり、目がいって浮き足だっていたのが、正直なところである。

まさか、日々淡々と繰り返される食事という行為に文化性が潜んでいるなどとは、東京という広そうで狭い社会に生息した身ではわかりようがないと、今となっては思う。

そのような状況で、25歳の頃どこか海外で暮らしてみたいと思い立って、ベトナムのハノイに移った際に、多くの文化的な相違点、いわばカルチャーショックを味わったと同時に、食への関心をもった。

鶏の足先をスナック感覚で舐め回すこと、豚の脂身を進んで食べること、一煎目のお茶は必ず捨てること、そのどれもが当事者にとっては日常の他愛もない所作であるが、異なる生活圏から来たものにとって単純にそれは格好の興味の対象だった。何を目的としているのか、だれがどうこの慣習を発展させたのか、などなど。そんなことにウンウンと頭を悩ませているうちに気付いたのは、これは食文化に興味を持っていることに他ならないということだ。

例えばたかが一杯のお茶をいただく行為の中で、自分とは異なる動きをする同じ人間を目撃することができる。これまでの単一的な思考と感覚に外部から新しい要素が飛び込んできて体に新鮮な思考をもたらす。段々と、高層ビルから街を鳥瞰する快感よりも、メインストリート脇小道の路上で行き交う人・モノを斜め横から眺める快感の虜になっている自分がいる。

気づけば、この異文化圏での単純な飲食体験から食への文化的な興味が始まって、果ては中国雲南省の山奥にある西双版納というタイ族自治州の山奥にある樹齢1000年近いお茶の樹が群生しているエリアまで、現地ガイドを引き連れて一目現物を見ようと自ら赴くまでになってしまった。

そこで、私自身が食べて見て感じた「局所的な食の体験」を話題の中心として、そのような一見ミクロ世界の物事を世の中の普遍的な価値観に応用するためのアプローチを日々試みている。

Ethnic Tea Lab
@Daikanyama, Japan

- Brick & Mortal store -

住所:渋谷区代官山代官山町10-10トゥウェルブ代官山2F

エスニック茶、これは日本以外のアジア地域におけるお茶を指して勝手に使っている言葉です。

緑茶、紅茶、プアール茶など、様々な種類のお茶がアジア各地域に存在しますが、その茶葉の味や文化、産地の事情や人々の関わり方についてはまだ知られていないことが多いです。

アジア食文化人類学が気になる会における主要コンテンツとしてエスニック茶をピックアップし、この代官山の実店舗にてアジアの多様な茶文化を体験していただく活動をしています。

関連して、アジア雑貨の取り扱いもございます。

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